ブラックジャックには、禁断の攻略法といわれる「カウンティング」という攻略法があります。
カウンティングという攻略法は、今まで配られたカードをもとに残りのカードの確率を元に賭け金を増減させるというものです。この技術は地味ながら破壊力があり、多くのカジノがカウンティングによって損害がでたことで、カジノではカウンティングが禁止になっています。
では、どのくらい優位かというと、ブラックジャックの攻略法であるベーシックストラテジーでプレイすると99%の還元率ですが、カウンティングを活用することで還元率は100%を超えます。カジノで還元率が100%を超えるゲームはブラックジャックのみといわれており、基本的には負けないということです。
このカウンティングという攻略法のルーツは、エドワード・ゼロという数学者がブラックジャックには有利・不利なカードがあるということを発見したことからはじまります。そこから、残りカードにディーラーに不利なカードが多ければ、プレイヤーが勝つということもわかり、カウンティングというものが生まれました。
当時のカウンティングは、非常に複雑だったので「天才か頭がおかしいかのどちらか」というようなことを言われるほどでしたが、その後カウンティングが研究されていき、現在では我々もできるカウンティング方法が確立しています。
カウンティングのやりかた
まず、13種類あるトランプカードを3種類に分け、点数化します。
プレイヤーに有利なカードを-1とし、プレイヤーに不利なカードを+1、どちらでもないカードは0とします。
カードの分類
[-1点] 10・11・12・13・A
10・11・12・13・A のカードは、ディーラーがカードを引いた際にバーストしやすく、プレイヤーの場合はダブルやスプリット、ブラックジャックなどもあるので、プレイヤーに有利なカードです。
[0点] 7・8・9
7・8・9 のカードは、ディーラー、プレイヤーともに有利・不利がないカードです。
[+1点] 2・3・4・5・6
2・3・4・5・6 のカードは、ディーラーがバーストしににくくなるので、プレイヤーに不利なカードです。
カウンティングの進めかた
やりかたはシンプルで、ディーラーがカードの入れ替えをした時から、すべてのカードの点数を足していきます。
合計点がプラスになればなるほど、未使用カードにプレイヤーの有利なカードが多いということなので、勝率はあがります。また、合計点でプラスで、未使用カードが少なければ少ないほど勝率はあがります。
勝率があがる状況にあわせて、賭金をあげていくというのがカウンティングのやりかたになります。
例
-1 | +1 | +0 | = 0 |
「かんたんじゃん」と思うかたもいるかもしれませんが、実際は練習をつまないとできるものではありません。
実際のカジノだと、ブラックジャックをプレイしながら、自然な感じで全員のカードをカウンティングしていくという事なので、かんたんにはできません。
しかし、オンラインカジノの場合そうではありません。
オンラインカジノの場合
オンラインカジノであれば、カウンティングはそこまで難しいものではありません。
何といっても、向こうからこちらは見えないので、ノートにてカウントしていっても良いわけですし、カウンティングのツールやアプリもあるので、そういうものを使っても良いのです。
ただ、オンラインカジノのテーブルゲームはゲーム毎にカードがリセットされるので、カウンティングをする意味がありません。
しかし、オンラインカジノには実際のディーラーとカジノゲームをおこなう「ライブカジノ」というものがあります。これは実際のカジノと同様にカードを配っているので、カウンティングが可能です。
ただ、相手がコンピューターと違い、ディーラー以外に他のプレイヤーもいるので、プレイが遅いと迷惑ですので気をつけてください。