ルーレットは、ディーラーがルーレット盤にボールを投げ、ボールがどの数字のマスに落ちるか予想するゲームです。
ルーレットはゴージャスな雰囲気から「カジノの女王」と呼ばれ、カジノ=ルーレットのイメージがあるほど有名なゲームです。プレイヤーが数字を当てると賭け金の36倍もの賞金がもらえるというのも魅力です。
そんなルーレットのルーツは、17世紀中期にイタリアで生まれた「Hoca」というゲームが原型といわれており、フランス王国国王ルイ14世も熱狂したとのことです。
Hocaは、ヨーロッパ中に広まり、イギリスで「E-O」、スイスで「Boulle」、フランスで「Roulette」と変化していきました。
現在のルーレットのレイアウトは、かのフランスの天才数学者パスカルが考えたといわれています。当時のルーレットは「0」と「00」があるアメリカンタイプのみでしたが、18世紀中期にドイツでカジノを経営していたブラン兄弟が「0」のみのヨーロッパタイプを作り、ヨーロッパで人気を博しています。
ルーレットのルール
ディーラーがルーレット盤をまわし、球を投げます。その球が0~36の数字か、赤か黒か、大か小かなど、どこのマスに落ちるかを予測して、チップを賭けます。賭けた場所に球が落ちれば配当に応じてチップが貰えます。チップはディーラーが球を投げた後も置けますが、ディーラーが「ノーモアベット」と言った時点でチップを賭ける事はできません。
賭ける場所は大きく2種類に分類されます。
- インサイドベット
- アウトサイドベット
インサイドベットとは
インサイドベッドとは0~36の数字に賭けることをいいます。
ルーレットの賭け方は下記になります。
ストレートアップ:配当36倍(1対35)
チップを置いた1マスの数字に賭けます
スプリットベット:配当18倍(1対17)
チップを置いた2マスの数字に賭けます
ストリートベット:配当12倍(1対11)
チップを置いた1列の数字に賭けます
コーナーベット:配当9倍(1対8)
チップを置いた4マスの数字に賭けます
ダブルストリートベット:配当6倍(1対5)
チップを置いた2列の数字に賭けます
アウトサイドベットとは
アウトサイドベットとは数字以外に賭けることをいいます。
ルーレットの賭け方は下記になります。
カラムベット:配当3倍(1対2)
横一列の数字(右端の2:1)に賭けます
ダズンベット:配当3倍(1対2)
最初の12(1st 12)、2番目の12(2nd 12)、3番目の12(3rd 12)に賭ける
カラー:配当2倍(1対1)
赤(Red)・黒(Black)に賭けます
オッドイーブン:配当 2倍(1対1)
奇数(Even)、偶数(Odd)に賭けます
ハイロー:配当2倍(1対1)
ロー(1~18)、ハイ(19~36)に賭けます
基本的なルーレットのルールは以上になります。
また、ルーレットの攻略法についてに「ルーレットの攻略法」をご覧ください。