日本でもっとも人気のオンラインカジノのベラジョンカジノをはじめ、インターカジノ、遊雅堂など数多くのオンラインカジノを運営する Gamesys Group plc (ゲームシスグループ) が、アメリカの大手ギャンブル企業の Bally’s corporation (バーリーズ) に27億ドル (約3200億円) で買収されることとなりました。
Bally’s corporationとは
2004年に大手投資会社がギャンブル企業を買収するために設立した企業で、経営が変わりながらいくつものカジノや、オンラインギャンブルを買収し、拡大している大手カジノグループです。バリーズは、世界最大のニューヨーク証券市場に上場しています。
Gamesys Group plcとは
Gamesys Group plc は、ロンドン証券市場上場の大手オンラインギャンブル企業で、ロンドン証券市場の時価総額上位250社で構成する「FTSE250」にも入っています。現在、10以上のオンラインカジノを運営していて、日本向けのオンラインカジノも3ブランド提供しています。
2018年、アメリカでスポーツベットが合法化
2018年、アメリカでスポーツベットが合法になったことで、世界最大のスポーツベット市場が誕生することとなり、米国企業を中心に世界中のスポーツベット、オンラインカジノの買収や合併が続いています。
世界的なギャンブル企業へ
バリーコーポレーションのランドカジノやギャンブルのノウハウと、オンラインカジノで成長を遂げたゲームシスグループのノウハウを融合させ、さらなる魅力的なオンラインギャンブルを展開していくとのことです。特に目を引くのが、買収されたゲームシスグループのCEOがバリーズのCEOになり、幹部の多くもバリーズ中心的ポジションについたことです。
日本向けオンラインカジノへの影響
今回の買収で日本向けオンラインカジノへの影響は、プラス面が大きいといえます。ゲームシスグループでもっとも成功しているオンラインカジノがベラジョンカジノで、そのCEOの Lee Fenton がバリーズのCEOになってるので、今後も魅力的なオンラインカジノを提供してくれると思われます。