Neteller (ネッテラー) は、2018年10月30日から日本での電子ウォレットサービスを再開させていましたが、2020年2月26日、再度日本から撤退することが発表されました。
Neteller (ネッテラー) のサービスについては、2020年4月21日をもって、銀行口座への出金以外の機能が停止されるとのことです。
ヨーロッパで幅広く利用されている電子ウォレットサービス「Neteller / ネッテラー」を紹介します。
Neteller / ネッテラー 公式サイト
Neteller / ネッテラー最新ニュース
- 2020年2月27日ネッテラー 日本から再度撤退
- 2018年11月1日ネッテラー 日本で電子ウォレットサービス再上陸
Neteller / ネッテラーとは
Neteller (ネッテラー) は、イギリスのPsysafe Group (ペイセイフグループ社) が運営する、ヨーロッパで幅広く利用されている電子ウォレットサービスです。
日本でもオンラインカジノやブックメーカー、海外FX決済で圧倒的シェアを誇っていましたが、2016年9月クレジット会社の圧力によりヨーロッパ以外の国からのサービスを撤退し、オンラインカジノやブックメーカー業界はじめ、ユーザーも混乱をきたすという一件がありました。
そんな、Neteller (ネッテラー) ですが、2018年10月30日に日本でのサービスを再開させました。
今回、日本で再開させた Neteller (ネッテラー) の電子ウォレットサービスは、以前よりもスケールアップしており、世界中の100を超える決済サービスと提携していて、VISAなどのクレジットカードや28種類の法定通貨に対応し、多くの決済に対応しています。
さらに、ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコインの売買や送金、換金もおこなえるようになっており、幅広い電子ウォレットサービスとして進化を遂げているので、サービスとしてかなり魅力があります。
ただ、再上陸した Neteller (ネッテラー) は、Psysafe Group (ペイセイフグループ社) の子会社として日本法人を立ち上げ、関東財務局に資金移動事業者として登録を受けているので、オンラインカジノやブックメーカーの利用は難しいとおもいます。
Neteller / ネッテラーの登録
2018年11月Neteller (ネッテラー) サービス再開後の登録方法です。
Neteller (ネッテラー) サイトにアクセスし「無料口座開設」をクリックしてください。
口座開設の情報入力
サイトはすべて日本語なので分からない部分はないと思いますが、記入はローマ字が必須になります。
また、「口座通貨」は以前のNeteller (ネッテラー) とは違い、日本円しか選べなくなっています。
これは、Neteller (ネッテラー) が関東財務局の登録を受けた日本の法人だから当然といえます。
英語での住所記入に不安な場合は、下記サイトで変換してくれるので活用ください。
JuDress:http://judress.tsukuenoue.com/
全て入力したら「口座を開設する」をクリックし、不備がなければ口座開設となります。
口座開設
口座が開設されると 画面に Neteller(ネッテラー)セキュアID が表示されます。
セキュアIDは、決済で必要な場合があるので必ず保管しておいてください。
この後、本人情報の確認をおこなう必要がありますので、「今すぐ入金する」ボタンの下にある「口座にすすむ」をクリックします。メニューの「口座」を選択しても、同じ画面に進みます。
本人情報の確認
「本人情報の確認」をするために、下記4項目を順番に進めていきます。
- セキュリティの質問を作成する
- ご本人情報を確認ください
- ご本人確認
- 住所確認
セキュリティの質問を作成する
まずは1番上の「セキュリティの質問を作成する」をクリックします。
画面に3つの「質問」と「答え」の欄が表示されるので、3つとも記入します。「質問」は日本語のプルダウンで選び、答えはローマ字で記入します。
3つの質問と答えを記入したら、「質問を保存する」をクリックします。
すると、2段階認証を行うかの項目が登場しますので安全のためにはおこなうことをおススメします。
「アカウントをより安全にする」ボタンをクリックします。不要というかたは「いいえ、結構です」ボタンをクリックしてください。
2段階認証の設定
2段階認証の設定画面が表示されたら、先ほど口座開設した際に、表示された「セキュアID」を入力し、お持ちのモバイル機器の種類を選択したら「続行」ボタンをクリックします。
- Android
- iOS
- Blackberry
デバイスでGoogle authenticatorをセットアップする
画面が変わり、「Google authenticatorのセットアップ方法」と「QRコード」が表示されます。
Google authenticatorとは
Google発行の世界でもっとも使われている2段階認証アプリで、30秒ずつ生成されるワンタイムパスワードによるログインシステムです。
「Google authenticator」をモバイル機器にインストールします。「Google authenticator」のアプリを立ち上げ、画面に表示されている「QRコード」を読み込むと、「Google authenticator」に Neteller (ネッテラー) が登録され、6桁の認証コード(ワンタイムパスワード)が発行されます。
表示されている6桁の認証コードを入力すると、2段階認証が有効になります。認証コードは30秒ごとに生成され、時間を超えると認証できませんので気をつけてください。また、画面に表示されているQRコードは必ず保存するか、プリントしておきましょう。モバイル機器の紛失やトラブルがあっても、QRコードがあれば再設定することができます。
2段階認証の設定が終わったら、次に進みます。
ご本人情報を確認ください
上から2番目の「ご本人情報を確認ください」ををクリックします。
本人情報が表示されているので確認し、「職業」と「取引の目的」はプルダウンから選びます。
入力がすんだら「確認する」ボタンをクリックします。
ご本人情報
上から3番目の「ご本人情報」ををクリックします。
本人確認として、マイナンバーカード番号と写真をアップロード、もしくはマイナンバー通知カードの番号と、運転免許証 or パスポート or 在留カードのいずれかの写真をアップロードします。
まずは、マイナンバーカード番号か、マイナンバー通知カード番号を入力し、入力したら「アップロード」ボタンをクリックします。
書類のアップロード画面が表示されるので、有効期限を入力し、「アップロード」ボタンをクリックします。
写真のアップロード画面が表示されるので、写真ファイルを選択し、「続行」ボタンをクリックします。問題なければ、「成功しました お客様のご本人確認書類はアップロード済みで、現在審査中です。」と表示されます。
住所確認
後日、Neteller (ネッテラー) からセキュリティコードが記載された書類が郵送で送られてきます。
書類が届いたら、Neteller (ネッテラー) サイトにログインし、メニューの「口座」から「本人情報の確認」を表示し、上から4番目の「住所確認」をクリックします。
確認コードの入力欄が表示されるので、書類に記載のセキュリティコードを入力し、「OK」ボタンをクリックします。
問題がなければ、本人情報の確認は完了です。
次は、Neteller (ネッテラー) への入金になります。
Neteller / ネッテラーの入金方法
2018年11月 Neteller (ネッテラー) サービス再開後の登録方法です。
Neteller(ネッテラー)にサインインし、メニューの「入金」をクリックします。
入金方法から「国内振込」のアイコンをクリックします。
口座への入金画面が表示されたら日本円の金額を入力し、「続行」ボタンをクリックします。
確認画面が表示されるので「続行」ボタンをクリックします。
ペイセイフジャパンの振込先が表示されますので、銀行振込をしてください。
日本国内銀行ですので、振込手数料は安くすみます。
取引額 | 今回の入金額 |
---|---|
照会番号 | あなたのNeteller 口座番号 |
銀行名 | 振込先の銀行名 |
銀行所在地 | 振込先銀行所在地 |
銀行の通貨 | 日本円 / JPY |
受取人 | Paysafe JAPAN.KK (ネッテラーの日本法人) |
IBAN | 振込先口座番号 |
金融機関コード | 振込先銀行支店コード |
受取人住所 | Paysafe JAPAN.KK 住所 |
振込にあたり、送金者の後ろに12桁の Neteller (ネッテラー) 口座番号を入力してください。これを付けていないと口座に反映するのが遅れる原因となります。
振込先支店名の記載はありませんが、「金融機関識別コード」が支店番号ですので、銀行のサイトより支店名をお調べください。ちなみに振込先の銀行名が「SMBC(三井住友銀行)」で、金融機関識別コードが「200」の場合は「本店営業部」です。